アリアニコ・デル・ヴルトゥレAntelio☆カメルレンゴ2012年[赤]

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2012年
Antelio
Aglianico Del Vulture

アリアニコ・デル・ヴルトゥレ
Camerlengo
(カメルレンゴ)

エルニャのひとこと

綺麗なアリアニコだよ~♪♪

ワイン

生産地:イタリア / バジリカータ州
造り手:カメルレンゴ
葡萄:アリアニコ
D.O.C.

テイスティングコメント

深い黒がかった赤のカラーで、カシス、プラムのような黒果実の熟した果実味、野性的なニュアンスもあるが綺麗な酸がありどこか清涼感もある、綺麗なアリアニコ。飲んだ後のタンニンの消え方も綺麗で、お食事に合わせやすいワインだと思います。

料理

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 コウイカとカルチョーフィのソテー

柔らかく弾力のある香ばしいコウイカに、赤ワインの「ボディはあるけれど滑らかなタンニン」が良く合います。

「カルチョーフィ」=いわゆる「ア-ティチョーク」

の酸味が、ワインの持つ、プラムやドライフルーツようなの芳醇な味わいをを引き締め、合います♪

レストランヴィーノ・デッラ・パーチェ

スーパー・タスカン(トスカーナ)とは?[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

スーパー・タスカン(トスカーナ)

 イタリアワインの本を読んだり、話をしている時に出てくることがあるよね。

これは何かと言うとね、、

イタリア・トスカーナ州で、
イタリアの ワイン法に縛られないで
ワインを造ったら美味しくて、
偉大なワインが出来たんだ。

 それで、そういったワインのことを
スーパー・タスカン (トスカーナ)」
と呼ぶようになったんだよ。

スーパー・タスカン」は、イタリアのワイン法では認められていない、
フランス・ボルドー地方で有名な葡萄、
カベルネ・ソーヴィニョンメルロを使って 成功したんだよ。

そう、イタリアのワイン法で
認められていない葡萄
だから、
ワイン法の格付けは下位
だったんだけど、
その美味しさと人気が後押しして、
D.O.C格付けが新設された
ワインまであるんだ。

 こうやってワイン法や歴史が変わっていくんだね。すごいことだね☆

この「スーパー・タスカン」と呼ばれるワインは様々な種類があって、価格は数千円から数万円するものまで色々だよ☆

力強い赤ワインが好きな方は、
是非試してみて♪
カベルネ・ソーヴィニョンの葡萄を
使っていても、
フランス・ボルドー地方のものとは
また違う味わいが楽しめるよ。

カベルネ・ソーヴィニョン100%のものや、メルロ100%のもの、
カベルネ・ソーヴィニョンやメルロに、
イタリアの土着品種サンジョベーゼを
ブレンドしたものなど、
色んな種類があるよ☆☆

タメリーニ☆スプマンテ・メトド・クラシコ2009年[泡]

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2009年
Spumante Metodo Classico Extra Brut Millesimato
スプマンテ・メトド・クラシコ エクストラ・ブリュット  ミッレジマート

Tamellini
タメリーニ

エルニャのひとこと

華やか&クオリティ高いニャ~♪♪

ワイン

生産地:イタリア / ヴェネト
造り手:タメリーニ
葡萄:ガルガネガ
VSQ

テイスティングコメント

細かい泡が綺麗に立ち、洋ナシや青りんごの香りがふわっと上がります。キレがありますが、程よいボリュームを感じる、うまみのある華やかな味わいです。

瓶内2次発酵で36ヶ月熟成」により、うまみのある、質の高い味わいになるのですね♪

ノン・ドザージュ(ノン・ドゼ)なので、甘味を一切添加せずに造り上げていますが、それでいてこの華やさ、心地よさを表現するこちらのスプマンテは秀逸です。

お料理

R0095521 (960x1280)軽いお口とりの、鱈白子フリット

サクッとした衣の中からは、トロッととろける白子。
そこにレモンをかけると質の高い泡と厚みを持つ、こちらのスプマンテとピタリときます♪

レストランヴィーノ・デッラ・パーチェ

ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ☆ダヴィッド・デュヴァン2011年[白]

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2011年
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Chardonnay
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・シャルドネ
David Duband
ダヴィド・デュバン

エルニャのひとこと

まだツンとしてるから、もう少し寝かせたいニャ♪

ワイン

生産地:フランス / ブルゴーニュ地方
生産者:ダヴィド・デュバン
葡萄:シャルドネ

テイスティングコメント

柑橘系の香りが強く、ミネラルもしっかりとしており、硬質な印象。白い花のニュアンスもありますが、キリリとした香り、味わいを強く感じます。最初の一杯や、サラダ、カルパッチョなどお魚を使った前菜、といったお料理には合うと思います。ハーブやオリーブオイルを使った、シンプルなお料理がオススメです。(+レモンなど柑橘類をかけるものは更に相性が良くなります)

あと1,2年熟成すると、柔らか香りが出てくるが繊細さを保った、良い味わいになると思います。

料理

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ニース風サラダ

たっぷりとしたサラダで、フレッシュなアンチョビがアクセントに♪

野菜の味濃く、フレッシュなサラダには、キリッとしたスパークリングや白ワインが合いますね☆

この後、他の料理も頂きましたが、こちらの白ワインで合うのはこちらの一品でした。

レストランラ・ピッチョリー・ド・ルル

ポリツィアーノ☆レ・スタンツェ2007年[赤]

 

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2007年
Poliziano
ポリツィアーノ
Le STanze

レ・スタンツェ
エルニャのひとこと
 丸みあるボリュームがあるですニャ~♪
ワイン

生産地:イタリア / トスカーナ州
生産者:レ・スタンツェ
葡萄カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロ30%

テイスティングコメント
色調は濃い赤ですが、フチが少しぼやけていて落ち着いた印象。
カシスなどの熟したアロマに杉の木などの清涼感ある香り、シナモンなどのスパイス、樽の香りがとれます。
口に含むと溶け込んだタンニンと豊潤な黒果実の味わいの中に綺麗な酸が通っていて、非常にバランスよく余韻を長く感じます。


カベルネが主体なので、もう少し香りは沈んでいて渋味が強いかと思いましたが、黒果実の豊富なアロマにスパイスや木の香りが上手く合わさり、どこかキレも感じる程よいタンニンでした。
重いワインですが、少しボルドーのようなエレガントさがあるスーパー・タスカンです。

 
料理

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ゴルゴンゾーラのニョッキ

やわらかいニョッキにクリームの濃厚なソースが絡み、ゴルゴンゾーラの香りがしっかりと楽しめる一品。
こちらの赤ワインとも相性抜群!

レストラン:ラ・ビスボッチャ

 

フォンタローロ☆フェルシナ2007年[赤]

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2007年
Fontalloro
フォンタローロ

(Felsina)
フェルシナ

エルニャのひとこと

2007年、いい感じですニャ~♪♪

ワイン

生産地:イタリア / トスカーナ州
造り手:フェルシナ
葡萄:サンジョベーゼ100%

テイスティングコメント

 色調は黒い赤ですが、落ち着いており、良い飲み頃の始まり。
黒果実のアロマに鉄のようなキンとした香りが一筋ある。野生のブラックチェリー、カシスの果実味に細かな酸が至る所に散りばめられています。
余韻は細く長く、シャープな印象。


力強さはあるがどこかキレがあり、熟成による滑らかさもあって、キリッと背筋が伸びる感じです。
しっかりした赤ワインが飲みたいけど、甘い香りが無く少しスッキリしたものがいいな、という方にお勧めのワインです。

ただもう少しヴィンテージが若いとこの良さは出ず、渋味が強くでるのでやはり少し熟成したヴィンテージをお勧めします。

テロワールとは?[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

テロワール
って、よく聞くよね。

「このテロワールは、〇△☆×。。。」

「あぁ、これはテロワールによる味の違いなんですね。」

などなど。

テロワールを一言で表すことは出来ないんだけど、

簡単に言うと、
その土地の地域性を表すもの
といった感じかな。

テロワールはその土地の
気候土壌地質などの特徴など、

々な要素で出来る地域性

のことなんだ。

そしてそこには人的要因もあり、
テロワールは複合的な要素で出来る地域性のことなんだね。

その土地の特徴を分析し、葡萄を植えて、その土地の地域性を表現する造り手がいることが必要で、

土壌や気質など自然条件だけじゃなくて、
それを表現する造り手がいて
テロワールは成り立つんだ。

「この土地の、この土壌、気候にはこの葡萄を植えて、、」というのは、遠い昔から色んな人の手によって行われていて、そうしたらいつの間にか、その土地に適応する葡萄が栽培されるようになって、、

それが結果的に今のテロワールを形作るものの1つになっていたりもするんだ。

だから、まず、土壌ありきなんだけど、そこに気候や地質、葡萄、人など様々な要素が関わり、連鎖してテロワールを形成しているんだね。

キメラ☆イタリアン

八坂神社の近く、「ぎおん畑中」さんの横にあるイタリアン。和のテイストがあり、洗練されたお料理が楽しめます。また、ワインが多く揃っており、ソムリエさんに相談すると親切、楽しくお勧めして下さいます。こってりとしたイタリアンではなく、繊細で京都らしいイタリアンが楽しめます。

 和のようなイタリアン 

6,7年前から、ちょこちょこお世話になっているお店です。

こちらのお店は、和のテイストがあり、洗練されているお料理でとても好きです。

そして、何よりワインがとても魅力的☆ソムリエさんも☆

1階にあるワインセラーにはたくさんのワインがひっそりと寝ており、素晴らしいワインの数々が、、、♡

2階は天井が高く、席はゆったりとしていて、心地よい空間です。

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グラスシャンパーニュは 大好きなボランジェでした。 『007』のジェームス・ボンドが愛飲するシャンパーニュとして有名ですね♪

ボリュームある果実味と力強さを感じるミネラル、熟れた感じ。だから、ジェームス・ボンドは愛飲したのかなぁ、なんてふと思ったりもします。フワッとした繊細なシャンパーニュより、力強さや熟れた感じがある味わいの方が、なんとなくしっくりきます☆

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ボランジェ・スペシャル・キュヴェ 

R0011939 (960x1280)ホタルイカのセモリナ粉フリット 独活と蓮根のピクルス フルーツトマトのガスパチョソース

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 オマール海老のブラーチェ 野生ルッコラ パルマ産プロシュット カリフラワー風味のモンテビアンコ

そろそろ赤ワインを、、。

最初はイタリアワインのブルネロで、綺麗なものを探していましたが、いつの間にかボルドー地方のメルロを使った、しっかり赤ワインになっていました。

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 2001年 Chateau la Gomerie シャトー・ラ・ゴムリー

サンテミリオンの格付けシャトー、ボーセジュール・ベコがメルロ100%で造っているワイン。ボーセジュール・ベコは好きなので、こちらのワインも期待大☆

まだ強かったですが、それでもサスガのお味。

滑らかで凝縮感のあるメルロの味わい。カリフォルニアワインのような濃厚さがありながら、やはりボルドーらしさがあります。

お料理には強く、ワインの味の方が勝ってしまうので、お料理とワイン、それぞれで楽しみました。

テイスティングコメントはこちら

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鱗付き甘鯛のオリーブオイルアロゼと下仁田葱、菜ノ花、草石蚕 壬生菜のグリーンブイヤベース仕立て

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 紅ズワイ蟹と九条葱、クレソンのフェデリーニ 黄色トマトソース 削りたてカラスミと共に R0011954 (960x1280)

 イベリコ豚の柔らか煮込みとカルドンチェッロのガルガネッリ イベリコ豚チョリソーを鏤めて

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 亀岡産雌牛サーロインの低温ローストとフォワグラ ちりめんキャベツ、芽キャベツ、カリフラワーロマネスコを添えて

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 渋皮煮栗のパイ包み焼きとお濃茶のスキューマ アカシア蜂蜜のジェラート添え

 ◆

こちらのお店は、昔からですがソムリエさんが素晴らしいと思います。

その昔、友人と来た時にグラスでワインを頼んだのですが

赤ワインが苦手だった友人が、この時をきっかけに好きになりました♡

その時の赤ワインはこちら。

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 2000年 Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaux St Jacques ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエクリュ・ラヴォー・サン・ジャック Domaine Tortochot ドメーヌ・トルトショ

艶やかで、じわっと溶けて、本当に美味しかった♡

今回もサービスは素晴らしく、ワインの話も楽しく、素晴らしいなぁ、と思いました。

もちろん、お料理も美味しく、、♡

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最後のギモーブも美味しく頂きました。

スタイリッシュ空間☆The Bar

リッツ・カールトン京都の1階にあるBar。リッツに入り、奥に進むとあります。中には大きなワインセラーがあり、装飾品のよう。中にはイタリア、ボルドー、ブルゴーニュが揃っています。中でもイタリアワインが多かったです。こちらのカクテルは演出が素敵なので、是非お試しください☆いつもBarではワインを頼む私も、こちらではカクテルを頼みたくなります♪
モダン、スタイリッシュで落ち着く空間です。

The Bar 

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こちらはカクテルが素敵な演出で運ばれてきます。

写真は、もう蓋を外した後ですが(> <)

白い霧に包まれたドーム型のガラス容器が運ばれてきて、

そのガラスは蓋なのですが、その蓋を取ると、ローズの香りの霧がふわっと広がり、カクテルが登場します。

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この演出は、本当に素敵。うっとりするカクテルですね☆

季節のフレッシュフルーツを使ったカクテルは、金柑とプラムを使ったもので、優しくフレッシュな味わい。

右の小さなグラスにはローズの香りのドライアイスがあり、こちらがローズの白い霧を演出してくれたんですね♪

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チョコレートのギモーブも美味しいです♪

窓側のソファ席がのんびり出来ておすすめですよ☆

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祇園のほっこり割烹

祇園の西花見小路にあり、この立地でカジュアルに楽しめる割烹というのはとても貴重です。カウン ターとテーブル席とありますが、料理人の方のリンとした佇まいを感じるカウンターが良いですね♪ワインはリーズナブルなものが赤・白・泡各一種ずつほどありますので、ワインというより日本酒が良いかもしれません。この後Barに行くのもオススメ☆

 きたざと 

大好きな祇園の西花見小路にあり、カジュアルな小料理やさん、といった印象。

ですが、お料理はどれも素材を活かして美味しく、カウンターでは静かな時間が過ごせます。

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お通し2品。

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お通しの蛸

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ぎんなん

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生麩の田楽

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お造り盛り合わせ

お造りは、ウニ、マグロ、水ダコ、平目、鯛でした。水ダコと鯛が美味しかったです。

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小芋の含め煮

     ほくほく、ほっこりします☆

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下仁田ネギの焼き

中がトロリ、下仁田ネギはいいですね♪

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鯵のひらき

久しぶりに食べた焼き魚。脂がのっていて、じんわり美味しい。

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赤だし

最後必ず頂きたいのが「赤だし」

うまみたっぷり、とても良いお味です。

ちょこちょこ頼めて、色んな味が楽しめました☆

お店を出た後は少し散歩をしても気持ち良いですよ♪

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