皆さま、こんにちは。
前回、絶品コンソメスープを
ご紹介したフレンチ「deco」
で頂いた美味しいお料理と
ワインをご紹介します。
ワインを飲もう、と話していたら
美味しかったdecoがいいよね
と、なり
それならプチワイン会をしよう、
ということで
「熟成」に的を絞り
ワインを決めました。
・エスカベッシュ・
ワインは3種類。
【シャンパーニュ】
1990年
ボランジェ・グラン・ダネ
【赤ワイン】
2004年
クロ・サン・ドニ(デュジャック)
【赤ワイン】
1966年
シャトー・ベイシュベル
・牡蠣にスダチのジュレを添えて・
セラーで寝かせていたワインを
開ける時は、「ちゃんと良い熟成を
してくれてるかな~。。」
と不安と期待でドキドキです。
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さて、スタートはシャンパーニュです。
1990年、シャンパーニュは
とても良い年なので、まだ早いかな~
いや、とても良い熟成をしてるハズ
なんて思ったりしながら
ワクワクです。
開けてみると、、
1990年
ボランジェ・グラン・ダネ
泡が思ったよりも強く、
綺麗に立ち上っています。
色は、熟成して少し黄金色に
なっています。
この色が何とも綺麗☆
香りはわずかにトースト香が
ありますが、
リンゴ、あんずのような香りがします。
酸がしっかりあり、
泡が口の中で溶けていきます。
熟成したシャンパーニュというのは
何とも言えない魅力があります。
静岡 伊豆の
アナグマのパテ
しっかりとした肉質で、
少しクセのある香り。
これが、ワインに合います♪
写真に赤ワインが写っているように
シャンパーニュと同時に
赤ワインも開けて
どちらが合うか、など研究♪
結果は、シャンパーニュの方が合いました。
華やかな香りがするのではなく、
どしっとしたボリュームと酸、
熟成の香りを持つ
1990年のグラン・ダネは
こちらのお料理と良く合い、
酸が綺麗に引き締めてくれます。
また、フルーツほおずきと
山葡萄、赤ワインで煮詰めた
プルーンとの相性がバッチリ☆
ちなみに、お皿は
高知の杉の木だそうです。
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そして、そろそろ
もう一本の赤とお料理を、と
1966年シャトー・ベイシュベルを
開けて、シェフとソムリエさんと
一緒に楽しんでいたら、、
シェフが作っていたソースに
こちらのワインを
加えてくださいました。
これは本当に嬉しい❤
飲んでいるワインを加えたソースを
使ったお料理は、ワインとの相性を
グンと良くしてくれます☆
スコットランドのライチョウ
とても濃厚なソースと、噛むと
ジュワっと旨味が広がる
お肉がたまりません。
そして1966年シャトーベイシュベルが
入ったサルミソースが
お肉を引き立てます。
こちらとの相性が良いのは、、
キジのコンソメスープと
素晴らしい相性を見せた
2004年クロ・サン・ドニでした。
1966年
シャトー・ベイシュベル
フランス・ボルドー地方の
メドック格付け4級シャトー。
1960年代のこちらのワインを
何度が飲む機会があり、
とても綺麗な熟成を
していたのでずっと前に買って
寝かせていたワイン。
大事に寝かせていたこの子は
一体どんな熟成をしているのか、、
ドキドキしましたが
土やトリュフなどの
熟成香が強い香りの中で
果実香もあり、驚きでした。
もう熟成のピークを過ぎているか、と
思いましたが、まだ大丈夫♪
ですが、やはり48年の熟成を
経ているだけあり、
口に含むと渋味はほぼなく、
すっと消えていきます。
なので、こちらのライチョウには
負けてしまいましたが、
1966年がまだ美味しく飲めたことに
感激しました☆
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ただ、やはり2004年クロ・サン・ドニが
ダントツに美味しかったです。
それにしても、美味しいお料理の数々。
・和栗のクリームブリュレ・
デザートまでしっかり美味しい♪
これだけ香り豊かで、複雑なお料理を
作って下さるシェフと、
素晴らしいワインを供して
下さるソムリエさんに感動。
とても心地よく、美味しい時間が
楽しめました❤
deco
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