♪♪♪
『エルニャのワイン入門Radio』に
本日もリスナーから
お便りが届いています。
♪♪♪
「エルニャさん、こんにちは。
この前、忘年会でワインの話になって
「赤ワインは冷やすと
美味しいですよね!」
と言ってたら、
『いや、普通冷やさないでしょ!』
と何人かに言われたのですが
赤ワインは冷やさない方が
美味しいのでしょうか??」
……………………………………………….
↓
「エルニャは昔、赤ワインは
冷やさない、 って教えられて
夏も冬も、常温で
飲むようにしてたんだけど、
ある時、冷えた赤ワインを飲んで
『美味しい!』と思ってから
冷やして美味しい赤ワインを
探したりしたよ。」
、、、ここはちょっと
「聞いてみましょう♪」
↓
……………………………………………….
はい、そうですね。
赤ワインは冷やして美味しいものが
たくさんあります。
「赤ワインは常温で飲む」
という言葉を聞く方も多いと思います。
この「常温」という言葉を
「冷やさない」
と捉える方が多いのですが
そうではなく、
この「常温」というのは
17度~19度くらいのことです。
フランスでは地下の貯蔵庫に
ワインを保管していて、そこから
取り出したワインは、
大体それくらいの温度です。
わざわざ冷やしてはいませんね。
「赤ワインは常温で飲む」
恐らくそこからきた言葉だと思います。
●
、、ということは、
日本でもワインセラーの
温度設定をそれくらいにしておけば
わざわざ冷やす必要はありません。
つまり、大切なのは「温度」です。
通常、常温というと23度くらいを
指し、 その温度で赤ワインを飲むと
なんとなくぼやけて、締まりのない
味のことが多く、
少し冷やして19度位にしてあげると
まとまりのある、スキッとした
味になることが多いです。
冷やし過ぎは厳禁ですが、
室温が20度を超える時は
少し冷やして美味しい温度に
してあげることが大切です。
(※赤ワインの種類によって
最適温度が変わってきます。)
by.エルル