一保堂さんの近くにある、2013年末に出来たまだ新しいお店です。
町屋を改装したというお店は、8席ほどのカウンターのみ。
ご主人も、女将さんも、とてもやわらかく、優しい空間でお食事を頂くことが出来ます。季節感のあるお品が次々と頂けます。
丁寧に作られたお料理を、肩肘張らず、ゆったりと楽しめます。
◆ ふじ ◆
♡
お料理は全て目で楽しませてくれます。
じゅぅじゅぅ♪
と、熱い石と共に。
こちらのお出汁は透き通って余韻の長い、繊細なお味でした。
この繊細なお味を頂くと、
「さすが京都♡」と、
ますます京都熱が上がります。
目の前で焼いてくださるお魚は
太刀魚でした。
脂がのっていて、ホロリと柔らかく、この絶妙な焼き加減、、、。
全て、とても丁寧です。
そして、立春を過ぎた少し後に伺ったので、こんな季節の一品も。
「立春大吉」
立春の日に禅寺の門前に張り出される文字、とのことですが、立春から新しい一年が始まり「良い一年になるように」という意味も込められているそうです。
お心遣いがとても嬉しく、温かい気持ちになりました。
食事のタイミングを見計らって、土鍋で炊いてくださるご飯はホカホカでお米も旨味があり、このお店の温かさがじんわりと伝わってきます。
ピスタチオのアイスは甘すぎずにギュッと凝縮した味わい。
最後まで胃に優しく、堪能させて頂きました。
肩肘張らず、のんびりほっこりと、丁寧に作られた懐石が楽しめます☆