シャンパーニュの甘辛はどう決まる? [中級]


エル太のワイン知識[中級編]★★

ソムリエ・エル太のワイン知識 [中級編] 

お客様、

シャンパーニュの甘辛の違いは、

シャンパーニュを造る過程で

どれくらい糖分を加えているか

ということで決まります。

そして、その加えた当分の量によって
表示が変わります。


  1. [極辛口] 0g/L
    Brut Non Dose
    ブリュット・ノン・ドゼ
    Ultra Brut
    ウルトラ・ブリュット


  2. [極辛口] 3g/L 以下
    Brut Nature
    ブリュット・ナチュール


  3. [極辛口] 06g/L
    Extra Brut
    エクストラ・ブリュット


  4. [辛口] 615g/L
    Brut
    ブリュット


  5. [ほのかに辛口] 1220g/L
    Extra Dry
    エクストラ・ドライ


  6. [甘口] 1735g/L
    Sec
    セック


  7. [極甘口] 3350g/L
    Demi-Sec
    ドゥミ・セック


  8. [極甘口] 50g/L以上
    Doux
    ドゥー


糖分の量に幅があるので、例えば同じ「Brut(辛口)」表記であっても、糖分の量が

6g/Lだと、極辛口に近い味わい
になりますし、

15g/Lだと、中辛口に近い味わい
になります。

ですので、同じ「Brut」であっても、造り手によって甘さを感じたり、かなりキレのある辛口に感じたり、、ということがあります。

葡萄のブレンドによってボリューム感や味わいが変わりますが、このように糖分の量でも変わってきますのでご参考なさって下さい。

それでは、失礼いたします。


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