瓶内二次発酵とは?[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

ワインの[瓶の中]で出来る
ワインの[瓶の中]にそのまま
閉じ込めちゃうことだよ♪

瓶内二次発酵で造ることを
シャンパーニュ方式
Methode champenoise
(メトード・シャンプノワーズ) 

とも言うね♪

フランスのシャンパーニュの他

イタリアのフランチャコルタ

スペインのカヴァなども
瓶内二次発酵で造られているよ。

これはとても手間がかかる造り方なんだけど、そのお陰で泡立ち強く、味わい深いスパークリングワインが出来るんだよ♪

ヴィンテージとは?[入門]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[入門編] 

「年」のことだよ。

◆ Vintage
ヴィンテージ

ラベルに表記しているのは

ブドウを収穫した年だよ。

「オールド・ヴィンテージ」は
昔の年、つまり熟成した
ワインのこと。

でも、「このワインはヴィンテージもので~」
というように、

当たり年

稀少な年』の熟成したワイン

のことを指すこともあるね♪

メルロとは?【黒ブドウ】[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

葡萄の名前だよ。

Merlot
メルロ

渋味がほどよく強く
どこか柔らかい印象の
赤ワインが多いね。

有名な生産地として

フランス、ボルドー地方を

思い浮かべる人も多いと思うな。

最近では、カリフォルニアや
チリなどでも造られているよ。

お肉を使った料理などに合わせやすい
赤ワインだね♪

【有名ワイン】
シャトー・ペトリュス

ソーヴィニョン・ブランとは?【白ブドウ】[初級]

 お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

葡萄の名前だよ。

Sauvignon Blanc
ソーヴィニョン・ブラン

キリッと爽やかな辛口の
白ワインが多いね♪
青りんごや青草の香りが
特徴だね。

有名な生産地として

フランス、ロワール地方を

思い浮かべる人も多いと思うな。

ボルドー地方ではシャトー・マルゴーや
シャトー・オー・ブリオンが
長期熟成できる
質の高いワインを造っているよ。

最近ではニュージーランドが
人気の生産地になってるね。

サラダやカルパッチョなど
さっぱりとした料理が
合うことが多いね♪

【有名ワイン】
シャトー・オー・ブリオン・ブラン
プイィ・フュメ

シャルドネとは?【白ブドウ】[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

葡萄の名前だよ。

Chardonnay
シャルドネ

ミネラルが強く、キリッと辛口や
樽の香りのボリュームあるなど
色んなタイプの白ワインがあるね。

有名な生産地として

フランス、ブルゴーニュ地方を

思い浮かべる人も多いと思うな。

シャブリ、ムルソーや
モンラッシェ、、。

カリフォルニアや オーストラリア、
ニュージーランドやチリなど
色んな生産地で美味しく出来る

マルチな葡萄品種。

だから、さっぱりとした料理から
お肉料理まで、

ワインのタイプに合わせて
色んな料理の楽しみ方ができるよ♪

【有名ワイン】
モンラッシェ

カベルネ・ソーヴィニョンとは?【黒ブドウ】[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

葡萄の名前だよ。

Cabernet Sauvignon 
カベルネ・ソーヴィニョン

渋味が強く、力強い印象の
赤ワインが多いね。

有名な生産地として

フランス、ボルドー地方を

思い浮かべる人も多いと思うな。

カリフォルニアのナパや
チリ、でも有名だね。

お肉料理と合わせやすい
赤ワインだね♪

【有名ワイン】
シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・マルゴー
オーパス・ワン

シャンパーニュの醸造過程

※詳しくは後日補足します。

  1. Vendange
    収穫
  2. Pressurage
    圧搾
  3. Premiere Fermentation
    一次発酵
  4. Assemblage
    調合
  5. Tirage
    瓶詰
  6. Deuxieme Fermentation en Bouteile
    瓶内二次発酵
  7. Maturation sur lie
    熟成
  8. Mise sur pointe
    倒立
  9. Remuage
    動瓶
  10. Degorgement
    澱抜き
  11. Dosage
    門出のリキュール
  12. Bouchage
    打栓
  13. Habillage
    ラベル貼り

ピノ・ノワールとは?【黒ブドウ】[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

葡萄の名前だよ。

Pinot Noir
ピノ・ノワール

渋味が弱く、さらっとした印象の
赤ワインが多いね。

有名な生産地として

フランス、ブルゴーニュ地方を

思い浮かべる人も多いと思うな。

最近では、カリフォルニアや
オレゴン、ニュージーランドで
美味しく造られる、
と人気なんだよ。

和食などにも合わせやすい
赤ワインだね♪

【有名ワイン】
ロマネ・コンティ

お正月に合わせるワイン

【シャンパーニュ】

細かい泡が続き
比較的酸やミネラルが穏やかなもの
葡萄3種を使ったものか、
ブラン・ド・ブランエレガント
仕上がりのものがお勧めです。

フランス、シャンパーニュ地方
葡萄:シャルドネ種
ピノ・ノワール種
ピノ・ムニエ種

【白ワイン】

どこか丸みのある味わいの
ワインを選ぶことが多いです。

蜜のような甘い香り、
洋梨、白い花の華やかさ
金柑などの甘苦い果実
果実を感じボリュームある。

フランス、ロワール地方
葡萄:シュナン・ブラン種

白い花の香りが
穏やかに広がり
すっと柔らかい。

フランス、ローヌ地方
葡萄:ルーサンヌ種、マルサンヌ種

飲み口はさっぱりしている
ようで、青りんご、桃のコンポート
の香りがふわっと広がる。

フランス・ボルドー地方
葡萄:セミヨン種
ソーヴィニョン・ブラン種

【ロゼワイン】

フランス、プロヴァンス地方
葡萄:ムールヴェードル種
グルナッシュ種など

とても淡いピンク色で
白い花にチェリーなどの
香りがほのかに広がる
白ワインのように飲みやすく
柔らかい。

【赤ワイン】

フランス、ブルゴーニュ地方
葡萄:ピノ・ノワール

渋味が強くなく、
赤果実の香りと花(or土)の
香りが調和している
味わいのものがお勧めです。

おせちなど、とても繊細なお料理は
お出汁の味わいを
引き立てることを考えると
とても難しいのですが、
お出汁と極力ケンカせずに
調和するようなワインを選ぶことが
大切ですね♪

【関連】お正月に飲むワイン

赤ワインは冷やしちゃいけない?

♪♪♪

『エルニャのワイン入門Radio』に

本日もリスナーから

お便りが届いています。

♪♪♪

  ★★なんぞなもし(入門編)★

「エルニャさん、こんにちは。

この前、忘年会でワインの話になって

赤ワインは冷やす
美味しいですよね!」

と言ってたら、
『いや、普通冷やさないでしょ!』
と何人かに言われたのですが

赤ワインは冷やさない方が
美味しいのでしょうか??

……………………………………………….

「エルニャは昔、赤ワインは
冷やさない、 って教えられて
夏も冬も、常温で
飲むようにしてたんだけど、

ある時、冷えた赤ワインを飲んで
『美味しい!』と思ってから

冷やして美味しい赤ワインを
探したりしたよ。」

、、、ここはちょっと

「聞いてみましょう♪」

↓   まるなげ②(入門編)

……………………………………………….

はい、そうですね。
赤ワインは冷やして美味しいものが
たくさんあります。

赤ワインは常温で飲む

という言葉を聞く方も多いと思います。

この「常温」という言葉を
冷やさない
と捉える方が多いのですが
そうではなく、

この「常温」というのは
17度~19度くらいのことです。

フランスでは地下の貯蔵庫
ワインを保管していて、そこから
取り出したワインは、
大体それくらいの温度です。
わざわざ冷やしてはいませんね

赤ワインは常温で飲む

恐らくそこからきた言葉だと思います。

、、ということは、
日本でもワインセラー
温度設定をそれくらいにしておけば
わざわざ冷やす必要はありません

つまり、大切なのは「温度」です。

通常、常温というと23度くらいを
指し、 その温度で赤ワインを飲むと

なんとなくぼやけて、締まりのない

味のことが多く、

少し冷やして19度位にしてあげると

まとまりのある、スキッとした

味になることが多いです。

冷やし過ぎは厳禁ですが、
室温が20度を超える時は
少し冷やして美味しい温度
してあげることが大切です。

(※赤ワインの種類によって
最適温度が変わってきます。)

by.エルル

 つづく(入門編)★