ジゴンダスでディナー 2★L’oustalet

 

前日のディナーに感動し
二夜連続で訪れることになった

L’oustalet

 ボーカステルの違うヴィンテージを
飲めるので楽しみです。

スタートは前日と同じく美味しい
グリッシーニやチーズ。

シャンパーニュを飲もうかどうか考えながら、スパークリングウォーターを頼んでみると、可愛いボトルで登場。

dd12 (960x1280)ボルドーのシャトーランシュバージュのレストラン、コルディヤンバージュもこのようなボトルでした

すると、昨日のソムリエさんが白ワインをサービスしてくれました☆

ソミュールという産地の白ワイン、ロワール地方シュナン・ブラン種のワインです。

dd1 (1280x960)

とろみがあって綺麗な酸がある、
好きなタイプのシュナン・ブラン白。

喜んでいると、「ここは私の出身地なんです」と、ソムリエさん。

本で見るワイン産地を、身近に感じます。

前菜の前は昨日と違う、ピューレ上の一皿が。

dd14 (960x1280)

さて、本日のワインは。。

昨日飲んだボーカステル・ルージュ1996年とは異なる熟成具合のワインが飲みたい。
(タンニンがうまく溶け込んでいて、熟成しているけど果実味をしっかり感じれるくらいのもの。。)

という私にオススメしてくれたのは、

2001年ボーカステル・ルージュ。

「これは偉大は年で、今ならコレ!あと10年後も楽しみだよ!」

と、絶対コレ!というお勧め度合に、期待は高まります☆

2001年
シャトー・ド・ボーカステル
ルージュ

Château de Beaucastel

dd5 (960x1280)

昨日の、熟成した柔らかいボーカステルに比べ
どんな感じか楽しみ♪


[ テイスティングコメント ]

熟成し始め、飲み頃に入り始めたとても好きな状態。
しっかりとしたタンニンは丸みを帯び
黒果実の重み、甘味をしっかりと感じられ、フローラル、スパイスの香りが魅力的。
時間が経っても果実の甘さは失われることなく、余韻も素晴らしい。


今回の旅で飲んだボーカステルの中で、一番の美味しさ☆
これは数年後にまた飲まなきゃ!と思わせるワインでした。

dd4 (960x1280)

夜20時半過ぎ、段々と辺りが暗くなってきましたが、空がとても幻想的。

dd3 (1280x960)

  こんなにも心地よく過ごせるテラス席は、とても贅沢だなぁ。と、昨日に引き続きしみじみ感じました。

【ENTREES】

d6 (960x1280)

新鮮なオマール海老の旨味が
口いっぱいに広がり、そこに
フレッシュローズマリー や
ショウガの砂糖漬け、フェンネルの
香りが加わり、絶品☆

花ズッキーニ が添えられています。

【PLATS】

dd10 (1280x960)

イベリコ豚のソテー

生ハムで食べる機会の多いイベリコ豚、
肉厚のソテーは、これも絶品。

とても滑らかで柔らかく、
口の中で赤身のうま味と
脂の甘味が広がる この美味しさ。

質の良いお肉を生かす、
絶妙な火の入れ方、
ここのシェフは素晴らしいなぁ、と
昨日に引き続き素直に思います。

【FROMAGES 】

BarrouxのLeroy-Berger氏が作る
山羊のチーズ3種

昨日と同じチーズでしたが、
とても味わい深く美味しく頂きました。

そして最後に小菓子です。

d7 (960x1280)

こちらも昨日と同じく
小さくても美味しいものたちでした♪

料理、ワイン、そしてスタッフの方々の
サービス、全てが素晴らしいレストラン。

また必ず来ようと思いました☆


関連

 

ジゴンダスでディナー 1★L’oustalet

シャトー・ド・ボーカステル
ワイナリー訪問の後は、
ジゴンダスの散策を。  

そして、素敵なジゴンダスの町をグルリと回った後、20時から予約しているレストランに行ってきました。

 L’Oustalet

ファミーユ・ペラン(ローヌ地方で有名なワイナリー)が経営しているレストランです。

8月下旬、20時でもまだ明るく
お客さんもまだ一組ほど。

 気持ちの良いテラス席へ。

ワインはファミーユ・ペランのワインを始めとし、ローヌ地方のワインがたくさん☆

スタートのグラスシャンパーニュは、というと、ビルカール・サルモンのマグナム。

シャンパーニュをマグナムサイズで用意しているお店は、グッと期待度が上がります☆

(→通常よく見る750mlボトルの2倍のマグナムサイズは熟成に良く、美味しいといわれています。)

1 (1280x960)

最初に出てくるチーズやグリッシーニが
とてもとても美味しく。

グリッシーニの先は、器に入ってる濃厚なソースに絡めて食べるのですが、このソースのたっぷりとしたバターやカラメルのコクに感激。

前菜の前にもパクリ。

さて、そろそろ赤ワインを。

やはりここに来たなら、ボーカステル♪
ということで的を絞り、
ではヴィンテージはどうしようかな、と。。

・ワイナリーでテイスティングした1998年は
良い熟成具合だったので、
ボトルでゆっくり飲んでみたい、

・だけど、ここはもう少し
熟成の進んだものが面白そう。

「どれがおススメですか??」
と、ソムリエさんに聞くと

「それなら1996年!」

という流れで

1996年
シャトー・ド・ボーカステル
ルージュ

Château de Beaucastel

ボーカステルの熟成したワインは、
どんな感じなのか、ワクワク。


[ テイスティングコメント ]

全体が茶色がかっていて熟成が想像できるカラー。
ウッディで土のニュアンス、セミドライのイチジクを噛んだ時に広がる香りがあります。カドはなく、とても滑らかです。
アタックは柔らかく、細かなタンニンが舌の中央にずしっとおりてくる感じ。そこを過ぎると、するっと喉に落ちるというか消えていき、口の中にはブーケが広がります。


ボルドーよりも果実の甘味をとりやすく
ブルゴーニュより酸がたたず、
これだけの熟成感がありながら親しみがある、
この感じはとても好きでした。

【ENTREES】

Le Saumon « brut » sauce Soja et Huile d’Olive vierge,
 

サーモンは 恐らくコンフィで低温調理してあり
味に深みがあり、とても美味しい。
レアのようだけど、火の通った脂の感じ。
柔らかく弾力がありました。

味の深みと繊細さ、
しっかりと感じられる料理は
シェフの腕を物語っています。

少し醤油の入ったオリーブオイルがちょこんとお皿に載っていたり、ショウガの砂糖漬けやフェンネルが載っていて、香りが楽しめました。

この頃、お店は
満席になっていてワイワイ賑やか♪

写真に写っている、スタッフの方々。
皆さんユーモアセンス抜群で、
とても楽しく、
ハッピーな時間にしてくれます。

【PLATS】

ブイヤベース、という名前ではないのですが、鯛の美味しさと、濃厚な海老のダシを堪能できる、絶品お魚料理。

鯛はスープのダシに使った魚ではなく、ホロリと崩れ、柔らかく、噛む度にうま味が増します。

お魚の身が単体でも美味しいのに、その下のスープ、ソース?も素晴らしく、とにかく絶品でした。

とにかくシェフはすごい人だと確信。

ワインは、すぐ近くで造られ、
振動ほぼ無し、ワインへのストレスが
少ないものを飲むことができる♪と
楽しみにしていましたが、
お料理がここまで美味しいとは、、。

【FROMAGES 】

チーズorデザートを、ということで
チーズをチョイス。

Barroux(バルー)という、ここから車で約30分の村でLeroy-Bergerさんが作る、山羊のチーズ3種。

熟成した山羊のチーズ、ハードからクリーミーなものまで。
香り高くコクがあり、どこかに酸を感じる山羊のチーズは、新鮮で味わい深く、食後に大満足。

やはり地のものっていいですね。

そして最後に小菓子です。

小さいけど、味が濃く美味しい。

右から2番目のお菓子は
カリソン
アーモンドプードルで出来ている
南仏の町エクス・アン・プロヴァンスの
名物です。

日本でも見かけることがありますよね。

最後に、、。

猫ちゃんお出まし。

写真の左下は、帽子です。
なぜ帽子かというと、
テーブルの下にはライトがあるのですが、
眩しいのでスタッフの方が
帽子を置いてくれています。

お料理もワインも、とても美味しく
とても楽しいお店だったので
思わず翌日の予約もして帰りました♪

それはまた次回お伝えしたいと思います★


関連

ラッセ★目黒イタリアン

白を基調とした店内は落ち着いた空間。心地よいサービスがゆったりとした気持ちにさせてくれ、肩肘張らず楽しい時間を過ごすことが出来ます。

お料理のレベルが高く、ワインを相談するのも楽しく、そしてサービスも良く、1つ星レストランの中で上位にランクすると思われるお店。
また訪れたいなぁ、と素直に思えるお店です。

[ミシュラン]  1つ星 

ラッセ

イタリアンですが、スタートのグラスには、シャンパーニュの用意がありました。

[シャンパーニュ]

R0097856 (960x1280)

nv
Bruno Paillard
Premiere Cuvee
 ブルーノ・パイヤール
プルミエール・キュヴェ

◇◆◇

R0097859 (960x1280)

うるいムース
サラミ マントヴァーナ

ふわりと柔らかく溶けるムースと、深みあるサラミ、一口で楽しめます。

R0097862 (1280x960)グリーンアスパラガス
カルボナーラ仕立

アスパラガスの青く、いきいきとしたフレッシュな香りと甘みのある味わいに、濃厚過ぎずもコクのあるソースが合います。

食用のお花が彩りを添えているのも嬉しいですね。

◇◆◇

[赤ワイン]

R0097878 (960x1280)

2007年
 Gattinara
Torraccia del Piantavigna
ガッティナーラ
トラッチャ デル ピャンタヴィーニャ 

テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

R0097868 (960x1280)フィローネ カラスミ
季節野菜と魚介のソース

魚介のソースの旨味に魅了される一品。

R0097881 (960x1280)ラッセ スペシャリテ
4種のチーズを包み込んだラビオリ

口の中で濃厚で味わい深いチーズがうわっと広がり、幸せになります。さすがスペシャリテ。

R0097884 (960x1280)つなんポークの炭火ロースト
バルサミコソース

柔らかく旨味のあるポーク。香りがとても良く印象的。

 

R0097889 (960x1280)小菓子

小菓子、、、といってのボリューム!

一口サイズの可愛いお菓子はどれも味濃く、そして楽しい☆

上から見るとこのような感じです。↓

R0097890 (1280x960)

そしてサッパリとしたデザートも、、

R0097891 (960x1280)清美オレンジの
ジェラティーナ

最後まで楽しく美味しい、素敵な時間を過ごすことができます☆

ガッティナーラ☆トッラッチャ デル ピアンタヴィニャ2007年[赤]

R0097878 (960x1280)

2007年
 Gattinara
Torraccia del Piantavigna
ガッティナーラ
トラッチャ デル ピャンタヴィーニャ 

☆★エルニャのひとこと

まだ力強さの残るネッビオーロ♪

ワイン

生産地:イタリア / ピエモンテ州
造り手:トラッチャ デル ピャンタヴィーニャ
葡萄:ネッビオーロ 100%
D.O.C .G   Gattinara(ガッティナーラ)
アルコール度数:13.5度

テイスティングコメント

バローロやバルバレスコでお馴染みのネッビオーロ。

力強いボリュームあるタンニンと、黒果実の熟したアロマや花、スパイスの香りがあります。

キレがあり、尖ったタンニンを感じるところはネッビオーロの葡萄によるところが大きいのでしょうが、もう少し寝かせると丸みのある味わいが楽しめるのでは、と思います。

丁寧に造られたエレガントさは、同じく丁寧に造られたお料理とよく合います

 ★レストラン 
[目黒] ラッセ

シェ オリビエ☆市ヶ谷フレンチ

落ち着きがあるけれど、カジュアルな雰囲気の中で、ひねりのある、洗練されたフレンチが楽しめます。特に香りの重なりが面白く、ワインと共にゆっくり頂きたい料理が、最後まで続きます。 お料理は本格的、雰囲気・サービスはカジュアルという感じのお店です。

[ミシュラン]  1つ星 

シェ・オリビエ

 アミューズ ブッシュ   R0012671 (960x1280) カボチャのクリームの下に、フォアグラが隠れています。 このフォアグラが、滑らかでフワッと軽く、少し固いムースがとろりと溶けているような感じ。

繊細さを感じるお皿に、期待が膨らみます。

ワインはこちら

R0012674 (960x1280)

2006年
Chateau Brane Cantenac 

 シャトー・ブラーヌ・カントナック

テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

R0012690 (960x1280)店内にはワインセラーもあります。

R0012677 (1280x960) ウサギの背肉のバロティーヌ、海老、チョリソー、ムール貝のジュ

ウサギの背肉がメインのバロティーヌは、滑らかでコクのがあり、口の中に様々な香りが広がります。

海老やムール貝の魚介の出汁との相性がとても良く、ほんの一口でこの香りが出るということに感激★

そして旬の食材、

R0012680 (960x1280)温かいロワール産ホワイトアスパラガス、マリーのレシピ

ホワイトアスパラの優しい甘みと、絶妙な歯ごたえ。 上に乗っているナッツなどがとても良いアクセントになり、それでいてあくまでもホワイトアスパラガスが主役だという味の主張もキープしているところは、さすがです。

R0012682 (960x1280)  天然金目鯛の蒸し焼き、イカ墨のリゾット、生姜風味のルッコラのソース 

鯛の身の柔らかさとジューシーさがお見事。 パリッとした甘みのある皮もさすが。

その下にあるイカ墨のリゾットは旨味たっぷりで、一粒一粒芯がある☆

そして生姜が柔らかく広がるルッコラのソースが秀逸。

一体感のある素晴らしい一皿。

R0012673 (960x1280)パンもとても美味しく。

R0097761 (960x1280)シャラン産ビュルゴー家の鴨胸肉ロティ、ポレンタ、カブ、タンカン

ビュルゴー家の鴨特有の旨味がぎっしり。 焼き加減も◎   

大満足の一皿。

R0012695 (960x1280)

 フロマージュブラン

 クリームチーズとグァバとバナナのピューレは、フワリとやわらかくパッションフルーツのソースがキリッとしめています。

お口直しにもなり、乳製品の優しさが胃を落ち着かせてくれます。

その次のデザートは、選べます。

R0097771 (960x1280)

チェリーのデザート 苺のソルベ ホワイトチョコレートの殻につつまれて

 まるで作り物のような、りんごのようなチェリー。 こちらにスタッフの方が熱々のベリーソースをかけて、、

R0012699 (960x1280)

トロトロトロ、、、

R0012700 (960x1280)

中には苺のソルベやナッツのようなものなど。 これがホワイトチョコレートと一緒になり、酸味と甘さのバランスがとても良く。

これは楽しいし美味しい!!

こんなデザートもありました。

R0012702 (960x1280) (2)

この後にコーヒーとカヌレを頂きました。

また来たいと思う、素晴らしいお料理でした。

R0012684 (960x1280)

レストラン タニ☆南青山フレンチ

シックで落ち着いた雰囲気の店内では、クラシカルなフレンチ料理が楽しめます。コースでは、季節の食材を使った料理が楽しめ素材の旨味が味わえます。

[ミシュラン]  ビブグルマン

レストラン タニ

アミューズブーシュ

R0097065 (1280x960)

黒トリュフのキッシュ

香ばしいバターの香りと、黒トリュフが綺麗に溶け込んだキッシュは、シャンパーニュとの相性抜群です。

R0012564 (960x1280)

NV 
 Ayala Brut Majeur 
 アヤラ ブリュット マジュール

◇◆◇

R0097070 (960x1280)

フランス産ホワイトアスパラガスと子持ちヤリイカの温かいサラダ

フレッシュで甘みのあるホワイトアスパラガスと、じわっと味の出てくる子持ちヤリイカ、相性の良い一品です。

ワインはボルドーの赤を。デキャンタして頂きました。

R0012578 (960x1280)

2005年
Alter Ego de Palmer
アルタ・エゴ・ド・パルメ

テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

R0097075 (960x1280)

フレッシュモリーユ茸と春野菜の軽い煮込み

それぞれの旨味が出て、まとまりのある一品。
ほっとする味わい。

R0097077 (960x1280)

天然マダイポワレ
ハマグリ風味の春キャベツのバターソース

柔らかく濃い味わいの真鯛の表面はパリッと仕上がっており、ハマグリの旨味がつまったバターソースと一緒に食べると、これぞフレンチというような魅力的な深い味わいに。

R0012569 (960x1280)

鴨胸肉のロースト蕗の薹(フキノトウ)の入ったジャガイモのピューレ
(フランス、シャラン産マダムビュルゴー)

噛む度に味わい深くなり、繊維が細かく柔らかいこちらの鴨は、ビュルゴー家の鴨。焼き具合も絶妙で、鴨好きにはたまらない一品。

R0012570 (1280x960)

苺のジュレとマスカルオポーネのクリーム

優しく、ペロッと食べれちゃいます。

R0012572 (960x1280)

キヨミオレンジのスフレ

焼き立てのスフレ、とても嬉しいですね。
ふわっと口の中で溶け、オレンジの香りが広がります。

R0097088 (960x1280)

小菓子

カヌレとマカロン、どちらも文句なしの美味しさ。

マカロンは販売していたので、お土産に買って帰りました♪

R0012575 (960x1280)

ハーブティーも美味しく♪

満足のコースでした。

グリグリ☆フレンチ麻布十番

白を基調とした可愛らしい店内です。様々な色やデザインの椅子があり、内装などこだわりある空間。こじんまりとしていて、部屋に招かれたような感覚になります。料理は、目で見て楽しめる綺麗な仕上がりで、繊細な味わいが楽しめます。

gri-gri

お任せのコースを頂きました。

スタートはシャンパーニュ♪

R0090179 (960x1280)

NV 
Henri Giraud Esprit de Giraud Brut
アンリ・ジロー エスプリ ブリュット 

テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

可愛らしいアミューズ♪

R0090182 (960x1280)

シンプルでいて、旨味が詰まっています。

R0090186 (1280x960)

赤ワインはこちら

R0090188 (960x1280)

1995年
Les pagodes de cos
レ・パゴド・ド・コス

テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

前菜もとても綺麗で、シャンパーニュとよく合います。

R0090197 (960x1280)

お魚を使った前菜が続きます。

R0090201 (960x1280)

R0090204 (960x1280)

R0090213 (960x1280)

R0090224 (960x1280)

お魚もお肉も、火の通し方が
絶妙です♪

一口サイズのチーズのお料理も
とても美味しい♡

R0090239 (960x1280)

さっぱりとしたデザート

R0090241 (960x1280)

そして、誕生日のサプライズをお願いすると

とても素敵なプレートが♡

飴で作られています。 R0090254 (960x1280)

そして
ブルーベリーを使った綺麗なデザート。

R0090255 (960x1280)

最後の小菓子
カヌレも絶品 でした。

R0090261 (960x1280)

渋谷decoにてワイン会(アンリ・ジャイエ)

皆さま、こんにちは。

先日、ワイン大好きメンバーでワイン会をしました☆

お世話になったのは、何度か伺っている

渋谷のフレンチdeco(デコ)。

特に決めていたわけではないのですが、

ワインラヴァー4人が持ってきたワインは

面白い熟成ワインでした♪

◇◆◇

まずは熟成シャンパーニュを並べて。

IMG_0003 (960x1280)

NV 
ジャックセロス
シュブスタンス

 テイスティングコメントはこちら

こちらは、2007年デゴルジュマンなので、7,8年の瓶内熟成による香りの複雑さを感じます。

力強さと可憐さを持ち合わせている、何とも言えない魅力があります。

◇◆◇

IMG_0031 (1280x1280)

1996年
クロ・デ・ゴワセ

エポワスのようなウォッシュ系チーズの香りがあり、アンズ、ナッツの香り、熟成香が広がります。

テイスティングコメントはこちら 

◇◆◇

並べてみると、

IMG_0015 (1280x960)

右側のクロ・デ・ゴワセの色調も強い黄金色ですが、左側のジャックセロスの方がオレンジ色が強く。

どちらも時間が経つにつれて変わる香りが素晴らしく、ゆっくり楽しみました♡

IMG_0004 (960x1280)

熟成シャンパーニュはリエットやパテと
一緒に楽しめます。

◇◆◇

泡がしっかりとある、若々しいシャンパーニュも好きですが、

しっとりと落ち着き、白ワインとも何とも言えないような落ち着きを見せる熟成シャンパーニュは、やっぱりいいなぁ、と思います♡

◇◆◇

シャンパーニュを比べながら
赤ワインもほぼ同時に、開けてもらいました。

赤ワインはまず3本。

別々に持ってきたのに、申し合わせたかのように
何故か1970年代の赤ワインが揃いました。

フランスのボルドー地方のワインが2本と
ローヌ地方のワインが1本。

とても楽しみです♪

気づいたら、各自の前にグラスが5つ並ぶことになるのですが、、、

◇◆◇

お料理は、前回感動した
キジのコンソメスープを再び♪

IMG_0009 (960x1280)

前回と同じく、フォアグラ、牛蒡、
マッシュルームに、季節の菜の花と、、
黒トリュフが。

そこにコンソメスープが注がれて、、

IMG_0051 (960x1280)

千葉 1ヶ月熟成キジのコンソメスープ

香りがふわりと広がります。

この獣香の漂う香ばしさと、
ねっとりとした旨味が何とも言えません。

この複雑な香り、素晴らしいワインの香りに
出会ったような感動があります。

う~ん、美味しい、、、。

(前回の感動はこちら

◇◆◇

と、そこへ赤ワインが。
まずは、、

IMG_0035 (1280x1280)

1979年
Chateau Ducru Beaucaillou
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ

ボルドー、メドック格付け2級のワイン。

デュクリュ・ボーカイユはどのヴィンテージでも、このシャトー独特の香りがするなぁ、、といつも思います。

もう熟成のピークを過ぎているかと思いきや、まだ若さがあります。

そういえば、この1年ほどで飲んだ1960年代のボルドーワインも若さがあったなぁ、、。

本当にワインって不思議、、
と最近特に思います。

テイスティングコメントはこちら

◇◆◇

さて、次はお楽しみの格付け1級ワイン♡

IMG_0037 (1280x1280)

1976年
Chateau Haut Brion
シャトー・オー・ブリオン

ボルドー・メドック格付け1級シャトー。

個人的に、5大シャトーの中で今のところ
一番好きなシャトーです♪

柔らかく、繊細で親しみやすい♡

70年代のオー・ブリオンは初めてでしたが、
さすが偉大なワインの味わい。

1級シャトーってやはりすごい。。
と改めて思いました。

テイスティングコメントはこちら

◇◆◇

そして、次は南仏、
ローヌ地方の偉大な年1978年!

IMG_0040 (1280x1280)

1978年
Hermitage
エルミタージュ
Cave de Tain
カーブ・ド・タン

ローヌ地方のシラーでここまで熟成しているワインは初めてだったので、想像がつかずワクワク♪

飲んでみると、熟成してもシラーの特徴が残っており、さすがジビエ料理と合います。

テイスティングコメントはこちら

◇◆◇

ワインがほぼ同時に注がれ、5つ並んだグラス。

飲み比べたりしながら次のお料理を待ち、、

IMG_0013 (960x1280)

ジビエのパテ・アンクルート
(ヒグマ、鹿、猪)

ほんの一口で広がる
濃く凝縮された味わいのパテ。

周りのブリオッシュの香りには、
クロ・デ・ゴワセが特に良く合います♪

パテには、1978年エルミタージュが特に良く♪

と、言いながら、どのワインも素晴らしい熟成をしていたのでどれも合います。

◇◆◇

そしてメインの一皿目は

IMG_0053 (960x1280)

千葉 青首鴨のロースト
サルミソース

シェフが自ら捕ってきたという鴨。

弾力がありながら、キメ細かく滑らかな肉質は、熟成ワインの綺麗なタンニンと
合わせやすいですね♪

◇◆◇

全てのお料理に複雑な香りがあり、熟成ワインに本当に良く合います。

◇◆◇

さて、熟成シャンパーニュ2銘柄と
赤ワイン3銘柄、5つのグラスを前にして
絶え間なく笑い続けていた4人。

の、時が止まった瞬間は、

また1つ、グラスがそっと置かれた時でした。
サプライズワインです。

「あ、なんか他の赤ワインより鮮やかな色だ~」

なんてのんびり思ったのと同時に、

「か、香りが、、、!!!!!!!!」

グラスから香りが溢れ出ています!

(*O*)

これは一体、、、。

素晴らしすぎる香り。

もはやワインの域を超えている、、のか

本来、ワインはここまですごいものになるのか、、

など頭が混乱するほど。。

そのワインとは、、

IMG_0038 (1280x1280)

1990年
VOSNE ROMANEE
ヴォーヌ・ロマネ
CROS PARANTOUX
クロ・パラントゥ
Henri Jayer
アンリ・ジャイエ

なんと、、、

「ワインの神様」と言われるほど崇められる

アンリ・ジャイエ様の、、

クロ・パラントゥ。

しかも偉大なる1990年。。。

色んな意味で一生飲むことは出来ないだろうなぁ、と、数年前に諦めていたワインでした。

なんと貴重な。。。貴重すぎます。。

驚きと感動が高まりすぎて、

この香りを閉じ込めてずっと持っておくことは何故できないのか、、

なんてグラスから手を放すことなく、
考えたりしながら、、。

言葉で表現できないほどの、感動。

言葉にして良いのか、、、。

なんて言いながら、書いてみました☆

IMG_0011 (960x1280)

テイスティングコメントはこちら

異次元の香りが溢れるワインでした。

◇◆◇

アンリ・ジャイエ氏のクロ・パラントゥ1990年は
今まで飲んだワインの中で

一番感動したワインでした。

1つポイントは、

香りが最大限に開いていたこと。

それもそのはず、

持ってきて下さった方は、もう昔から
アンリ・ジャイエのワインを保管していて、
(もはや収集といった方が合っているかも、、)
また、飲まれている方で、

今回のクロ・パラントゥを飲むにあたり、事前に抜栓をし、保管温度もアンリ・ジャイエ用にし、完璧な状態で持ってきてくださったのです。

飲まれている方だからこそ、のアンリ・ジャイエのワインの取り扱い方。

そして、ワインが本当に好きな方の向き合い方。

やはり、偉大すぎるワインには、それなりの準備が必要で、

「飲み手を選ぶワイン」

という言葉がありますが、

何となく、こういうことかな、と思いました。

◇◆◇

大感動の中、出てきたメイン二皿目はこちら

IMG_0024 (1280x1280)

青森 リエーヴル・ア・ラ・ロワイヤル

ジビエ料理の最高峰とも言われる
野ウサギの煮込み料理。

濃厚でエレガントな一品。

こんなに素晴らしい香り、味わいに仕立てるシェフはやっぱりすごいなぁ、と思います。

熟成ワインと合う料理というのは、どれだけ手間がかかっているのか、、。

特別なワインに合わせたい味わいを、見事に作ってくれるシェフにはいつも感動です。

◇◆◇

そして、最後にまたグラスが、、、

IMG_0042 (1280x1280)

2000年
Vosne Romanee
ヴォーヌ・ロマネ
Emmanuel ROUGET
エマニュエル・ルジェ

また素晴らしいワインです。

先ほどのアンリ・ジャイエの甥にあたる

エマニュエル・ルジェ。

アンリ・ジャイエ氏がご逝去された後、後継者として先ほどのワイン、クロ・パラントゥを 彼が造っています。

こちらも、素晴らしいワインでした。

IMG_0027 (1280x1280)

テイスティングコメント

ラズベリーなど赤果実の凝縮したアロマ、バラのような香りにスパイスがほんのり。木の香りもとれます。

とても滑らかでシルキー。熟した果実のエキスが味わえて、繊細さ、エレガントさもきちんと備わっています。

どこまでも柔らかく、エレガントな味わいは、余韻も長く非常に魅力的です。

◇◆◇

終始、皆で笑いながら大感動をしたワイン会。

ワインはやっぱり、楽しくなくちゃ!

と、「誰とワインを共にするか」が如何に大切なことか、改めて感じました。

素晴らしいワインを共に出来たメンバーの方々と、いつもたくさんのグラスを用意して下さるソムリエさん、そして絶品の料理を作って下さるシェフに大感謝です。

そして、アンリ・ジャイエのクロ・パラントゥを持ってきて下さり、素晴らしい世界を経験させて頂いた方に、心から感謝を。。

ありがとうございました❤

そして、、

次回はいつこのメンバーで
ワイン会ができるかな~♪なんて

既に考えている私でした☆

アルモニ ☆広尾フレンチ

どこか懐かしい、本格フレンチのお店。階段を上った2階に席があり、家に招かれた雰囲気です。2名なら、階段上ってすぐのところにある半個室もあります(扉が無い個室)。ワインに詳しいマダムがおり、ブルゴーニュワインが色々と揃っています。料理は伝統的なフレンチ+モダンな要素も少しあります。

harmonie

こちらの半個室(扉が無い個室)は、洞窟の中に居るような、ちょっと違った空間が楽しめます。

スタートのシャンパーニュは

R0011599 (957x1280)

TSARINE
Cuvee Premier Brut
ツァリーヌ
キュヴェ・プレミアム ブリュット

R0011602 (957x1280)

シャンパーニュに合います♪

R0011606 (957x1280)なめらか人参ムースと
北海道産うに
コンソメジュレのハーモニー

王道の組み合わせ、濃厚なハーモニー。

R0011607 (957x1280)旬の魚介のカルパッチョ
柑橘の香り

とても綺麗な一皿。
シンプルですが、素材の味がしっかりと出ています。

ワインは、ブルゴーニュを、、

R0011609 (957x1280)

2001年
Morey Saint Denis
モレサンドニ 
Clos des Ormes
クロ・デ・ゾルム
Georges Lignier
ジョルジュ・リニエ

R0011612 (957x1280)

田舎風パテ・ド・カンパーニュ
自家製ピクルスとプチサラダ

お肉の味がギュッとつまっています。

R0011613 (957x1280)

自家製スモークサーモンと
色とりどりの野菜テリーヌ

アボカドのサラダと
サワークリーム添え

とても美しく、サーモンと野菜の味がしっかりと楽しめます。

R0011614 (957x1280)

栗とフォアグラを詰めたうずらのロースト
ポロねぎフリットとじゃが芋のピューレ
ポルトソース

深みがありながら濃すぎず、ブルゴーニュワインと合います。

R0011615 (957x1280)

ムッシュ山田が仕留めたえぞ鹿のポワレ
トリュフ入りピュレと木の子ソテー添え

しっとりとした肉質、コクはあるけど濃すぎないソースは、ワインと合わせやすく。

R0011623 (957x1280) タルト・タタン

しっかりと煮込まれた濃厚なリンゴの味わい。

R0011624 (957x1280)自家製プリンア・ラ・モード

R0011626 (957x1280) ハーブティー

R0011631 (957x1280)

小菓子

最後までしっかりとフレンチが楽しめます。

レストヴァン北新地コウタロウ☆大阪②

 皆さま、こんにちは。
先日の続きですが、、。
(→前回の記事
赤ワインを選び
DSC_0204 (850x1280)
続くお料理はこちら。
DSC_0210 (850x1280)
愛媛アオリイカ
黄色カリフラワーのピューレ
生シャンピニオンと共に
たくさんの生シャンピニオンの下には、アオリイカが隠れています♪
コクのあるカリフラワーのピューレが、生シャンピニオンの野生感とアオリイカの旨味を繋ぎ、一体感ある一皿に。
熟成したこの赤ワインと良く合います☆
DSC_0214 (850x1280)

コラトゥーラ(イタリアの魚醤)を使った一皿
 紅菜苔(こうさいたい)を添えて

一番上に乗っているのが『紅菜苔(こうさいたい)』というアブラナの仲間です。
パッと見ると、枝に花が付いているように見えますが、これは赤紫の色素があるからだそうです。菜の花のようですが、苦みはほぼなく、ほのかに甘みがあります。ちなみに、この赤紫の色素は熱を加えると緑になるとのことで、こちらは生です。
そして収穫は12月~3月の間とのことで、見た目も鮮やかな旬の食材ですね♪
コラトゥーラの深みあるお料理でした。
 
そして、次のお肉料理のためにカラトリーが、、♪
DSC_0215 (850x1280)
シャトー・ラギオールのナイフに♪
嬉しい嬉しい☆
そこに、お肉料理がきました
DSC_0216 (850x1280)
ビュルゴー家のシャラン産鴨
わさび菜、紫大根
金柑、アーサイを添えて
やはり、ビュルゴー家の鴨はちょっと違います。
肉質はきめ細かく弾力があり、噛むとジワっと旨味が広がり余韻が長い。フレッシュでいて熟成したワインのように深みある香り、味の層の厚さがあります。
添えてあるお野菜は一つ一つの味が濃く、全体にカシスのパウダーが少しかかっているのもアクセントになっています。
鴨や鹿は、レストランの考え、シェフの腕が良く出る食材の一つだと思います。
こちらのお店では素晴らしい一品を頂きました♡
デザートはこちら
DSC_0219 (850x1280)
マスカルポーネ
愛媛産さちのか
ほおずきを添えて
コーヒー豆の香りをまとって
とても綺麗な一品はマスカルポーネ。
上に散りばめられている白いパウダーは、一口食べてみると、コーヒーの香りがふんわり。
「こちらは、コーヒー豆のオイルをパウダーにしたものです。」
とのことで、濃厚なマスカルポーネと一緒に食すると、香りの重なりがあり素敵な相乗効果が♡
フレッシュで甘すぎず、酸を持つさちのかと、トロピカルフルーツの香りを持つほおずきとのバランスが良いですね♪
シェフは、香りの重ね方が本当に上手で、センス抜群です。
そして、それは最後にも、、、
 DSC_0221 (850x1280)
フィナンシェ
これはびっくりするほど美味しく、今まで食べたフィナンシェの中でNO.1とも言える、美味しさです。
アーモンドのねっとりとコクのある香りが、ふわっと広がり濃厚バターの香りと一緒になると更に強い香りが広がります。ほろっとしていて、すぐに溶けるのですが、余韻が長い長い、、。ふくよかでうっとりする香りが続きます。
何故こんなにも美味しいのかビックリして伺ったところ、
「シェフがアーモンドプードルから作っていて、来られるお客様の分だけ焼きます♡愛媛産の蜂蜜もはいってます。」
とのこと。
シェフ、こんなに美味しいものを
ありがとうございます!
と、つい言ってしまいたくなるほど、
おいしく♪
 
どのお皿も、本当に手が込んでいて、愛情たっぷりでした。
懐石料理を思わせるようなフレンチです。
どれも繊細で香りの重なり方がとても綺麗。
ワインも豊富にあり、シェフがワインに精通していてワイン選びも楽しく♡
DSC_0233 (1280x850)
D.R.Cなどもズラリ。
セラーの中を覗かせて頂くと、、たくさんのワインがしっかり保管されています。
300本?500本?ほどあったでしょうか、、見てない棚にもあったと思うので、、とにかくワインの品揃えが見事です!
最後にシェフを囲んで、、♪
DSC_0232 (850x1280)
料理も素晴らしいし、ワインも素晴らしく、サービスも素晴らしい、、
素敵なお店でした。
内装も素敵で、食器にもこだわりがあり、肩の力を抜いて素敵な時間が過ごせます。
ここは、大阪に来たら必ずまた行きたい!!と素直に思いました☆