クロ・デ・ゴワセ1996年☆フィリポナ[泡・白]

IMG_0031 (1280x1280)1996年
Philipponnat
フィリポナ
Clos des Goisses Brut
クロ・デ・ゴワセ・ブリュット

エルニャのひとこと

熟成した旨味、深いニャ~♪

ワイン

生産地:フランス / シャンパーニュ地方
造り手:フィリポナ
葡萄:シャルドネ35%、ピノ・ノワール65%
A.O.Cシャンパーニュ

  • シャンパーニュ地方のモノポール、『クロ・デ・ゴワセ』から造られる。
  • ドザージュ4g/L~5g/L
  • 畑の広さは5.5ha、45度の急斜面。
    (『クロ・デ・ゴワセ』→厳しい労働、の意味)
テイスティングコメント

黄色の強いクリーム色。泡の勢いがある。

エポワスのようなウォッシュ系チーズの香りがあり、アンズ、ナッツの香り、熟成香が広がる。ミネラルと酸がしっかりとあり、時間が経ってもこの硬質なスタイルは変わらず。

熟成香がとても楽しめ、温度が上がるとブリオッシュの香りがふわりと包み込みます。


 同時に開けたジャック・セロス シュブスタンスと並べてみると、

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右側のクロ・デ・ゴワセの色調も強い黄金色ですが、左側のジャックセロスの方がオレンジ色が強く見えます。

どちらも時間が経つにつれて変わる香りが
素晴らしく、ゆっくり楽しみました。

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熟成シャンパーニュは

リエットやパテと一緒に楽しめます♪

 

 ★レストラン 
[渋谷] deco

ジャックセロス☆シュブスタンスNV[泡・白]

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NV
Jacques Selosse
ジャック・セロス
Substance
シュブスタンス
Blanc de Blancs
ブラン・ド・ブラン 

エルニャのひとこと

うむむ!と唸るほどの、魅力的な味わいだニャ~♪

ワイン

生産地:フランス / シャンパーニュ地方
造り手:ジャック・セロス
葡萄:シャルドネ100%
A.O.Cシャンパーニュ

  • 独自のソレラシステムで熟成しボトリング。
  • ①収穫の翌年、小樽から4,000Lの大樽に澱と共に移し、
    ②その翌年、澱を取り除き4,300Lのステンレスタンクに移され
    ③毎年、全体の約20%をボトリングする。
  • ボトリングして減った分を大樽から補充、その大樽に小樽から補充、その小樽には新しい年のワインが入る、独自のソレラシステム。
  • アヴィズ産のシャルドネ使用。
テイスティングコメント

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オレンジがかった黄金色。アンズ色をした濃い色調。泡は非常に細かい。
ヘーゼルナッツの香ばしい香り、トースト香が広がり重厚なミネラルを感じた後に蜂蜜の甘み、アプリコットのドライフルーツのニュアンスを感じます。そして、シェリーのような酸化による香りが全体を覆っています。
とても細かくクリーミーな泡はじわっと溶けて、とても綺麗に消えていき、ふわっと残る繊細な香りが印象的。
落ち着きがありますが、香りがどんどん広がり伸びがあります。

2007年デゴルジュマンなので、7,8年の瓶内熟成による香りの複雑さを感じます。

力強さと可憐さを持ち合わせている、何とも言えない魅力があります。

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 同時に開けたクロ・デ・ゴワセ1996年と並べてみると、

IMG_0015 (1280x960)

右側のクロ・デ・ゴワセの色調も強い黄金色ですが、左側のジャックセロスの方がオレンジ色が強く見えます。

どちらも時間が経つにつれて変わる香りが
素晴らしく、ゆっくり楽しみました。

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熟成シャンパーニュは

リエットやパテと一緒に楽しめます♪

 ★レストラン 
[渋谷] deco

デュヴォー☆キュヴェ・デーNV[泡・白]

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NV
Devaux Cuvee D
キュヴェ・デー・ミレジム
Devaux
デュヴォー

エルニャのひとこと

ふくよかだけど、キリリとしてる♪マグナムはいいニャ♪

ワイン

生産地:フランス / シャンパーニュ地方
「ユニオン・アンボワーズ」という生産者協同組合が運営
葡萄:ピノ・ノワール約65%、シャルドネ約35%
A.O.Cシャンパーニュ

  • 最低3年の瓶熟
テイスティングコメント

トーストやナッツなどのふくよかな香りに、グレープフルーツなどのキリっとした柑橘系の香り、そして白い花のニュアンスがフワリとあります。ただ、それらは控え目に出てきます。ミネラルの存在感があります。
ほど良いボリューム感です。
マグナムボトルでした。

料理

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蟹のパイ
干し柿とフォアグラのテリーヌ

スタートの一口サイズのお楽しみの一皿は
シャンパーニュと相性が良いですね♪

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ベルギー産キャヴィアと車海老のヴァポーレ
香り豊かなコラリーヌソース
アンディーヴとオレンジのサラダ添え

口に含むと広がるキャビアの濃厚な旨味に合わせようとすると、こちらのシャンパーニュの酸とミネラルが際立ちました。

キャビアには、熟成して落ち着き、深みのあるシャンパーニュと合わせたいなぁ、と思います。

ただ、車海老と濃厚なコラリーヌソースとは相性が良く♪

レストラン[銀座] 資生堂ファロ

最近見かけるシャンパーニュ☆ルノーブル

皆さま、こんにちは。

最近、いくつかフレンチのお店に行ったのですが

こちらのグラスシャンパーニュが

出てきたことが2度ありました。

写真のグラスはルイ・ロデレールですが、、(^ ^;

(ルイ・ロデレールは大好きです♡)

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Lenoble Cuvee Intense  Brut

ルノーブル キュヴェ アンタンス
ブリュット

このシャンパーニュ、香りも味も、

とても好きなタイプです。

なので、他のお店で出てきても

すぐに思い出したのですが

ボリュームとキレのバランス良い味わい♪

調べると、シャルドネが少し多く

あとはピノ・ノワール、ピノ・ムニエが

同じくらいのブレンド。

それにしても、これはクオリティ高いです。

洋梨や白い花の柔らかな香りに

トーストの香りもしっかりあり、

一口一口旨味を感じれました。

どうやら、瓶内熟成30ヶ月という、

長期熟成を行っているようです。

泡、香り、味、どれをとっても

丁寧な造りをされているんだな、

と感じます。

それでいてコストパフォーマンスが

とても良く、これは

自宅ストックしたいタイプです♪

こちらの脂の乗った

タスマニア産スモークサーモンとも、

この複雑味のあるシャンパーニュは

しっかり合いました♡

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美味しいシャンパーニュと出会えて

嬉しいこの頃です☆

シャンパーニュの甘辛はどう決まる? [中級]


エル太のワイン知識[中級編]★★

ソムリエ・エル太のワイン知識 [中級編] 

お客様、

シャンパーニュの甘辛の違いは、

シャンパーニュを造る過程で

どれくらい糖分を加えているか

ということで決まります。

そして、その加えた当分の量によって
表示が変わります。


  1. [極辛口] 0g/L
    Brut Non Dose
    ブリュット・ノン・ドゼ
    Ultra Brut
    ウルトラ・ブリュット


  2. [極辛口] 3g/L 以下
    Brut Nature
    ブリュット・ナチュール


  3. [極辛口] 06g/L
    Extra Brut
    エクストラ・ブリュット


  4. [辛口] 615g/L
    Brut
    ブリュット


  5. [ほのかに辛口] 1220g/L
    Extra Dry
    エクストラ・ドライ


  6. [甘口] 1735g/L
    Sec
    セック


  7. [極甘口] 3350g/L
    Demi-Sec
    ドゥミ・セック


  8. [極甘口] 50g/L以上
    Doux
    ドゥー


糖分の量に幅があるので、例えば同じ「Brut(辛口)」表記であっても、糖分の量が

6g/Lだと、極辛口に近い味わい
になりますし、

15g/Lだと、中辛口に近い味わい
になります。

ですので、同じ「Brut」であっても、造り手によって甘さを感じたり、かなりキレのある辛口に感じたり、、ということがあります。

葡萄のブレンドによってボリューム感や味わいが変わりますが、このように糖分の量でも変わってきますのでご参考なさって下さい。

それでは、失礼いたします。


【関連】「シャンペン」と「シャンパン」は違う?

 

シャンパーニュの甘辛はどこを見れば分る?[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

シャンパーニュの甘口と辛口。
どうやって分るかというと、

ラベルに載っている文字を見ると
わかるよ!

極辛口Brut Non Dose
   Ultra Brut

 【極辛口Brut Nature

【極辛口】Extra Brut

【辛口】Brut

【ほのかに辛口】Extra Dry

【甘口】Sec

【極甘口】Demi-Sec

【極甘口】Doux

詳しくはコチラ↓
シャンパーニュの甘辛②へ、、☆


【関連】「シャンペン」と「シャンパン」は違う?

 

ブラン・ド・ノワールとは?[中級]

エル太のワイン知識[中級編]★★

 ソムリエ・エル太のワイン知識[中級編] 

お客さま、
ブラン・ド・ノワールというのは、

黒ぶどう100%使って造られる
白ワイン

のことを指します。

「黒ぶどう」というのは、果皮が黒く、通常、赤ワインを造る葡萄です。

が、そちらを使用して
白ワインを造る、ということです。

そして、その白ワインを使って
スパークリングワインを造り、
シャンパーニュに多く見られますね。

シャンパーニュの場合、
黒ぶどう2種、
ピノ・ノワールピノ・ムニエ
を使用したものになります。

どちらか片方だけでも、2種をブレンドしても、どちらでもブラン・ド・ノワールと呼ばれます。

多くのシャンパーニュは
白ぶどう黒ぶどう2,3種類
使用して造られております。

それらに比べると

黒ぶどう100%で造る
ブラン・ド・ノワール」は

どこかしっかりコクのある味わいのものが、多いような気が致します。

もちろん、造り手によって変わりますので、それに限りません。

それでは、失礼致します。


【関連】→ブラン・ド・ブランとは?[中級]

ブラン・ド・ブランとは?[中級]


エル太のワイン知識[中級編]★★

 ソムリエ・エル太のワイン知識[中級編] 

お客さま、
ブラン・ド・ブランというのは、

白ぶどう100%使って造られる
白ワイン

のことを指します。

その白ワインを使って
スパークリングワインを造り、
シャンパーニュに多く見られますね。

シャンパーニュの場合は
シャルドネ
だけで造られます。

多くのシャンパーニュは
白ぶどう黒ぶどう2,3種類
使用して造られております。

それらに比べると

白ぶどう100%で造る
ブラン・ド・ブラン」は

どこか柔らかくシャープな味わいのものが、多いような気が致します。

もちろん、造り手によって変わりますので、それに限りません。

それでは、失礼致します。


【関連】→ブラン・ド・ノワールとは?[中級]

シャンパーニュ(シャンパン)とは?[初級]

お答えします(入門編)

 エルニャのワイン知識[初級編] 

シャンパーニュ(シャンパン)」になる為には

大きく言って3つの条件を満たさないといけないんだよ。

1.【生産地】

2.【葡萄】

3.【製法】

この説明をすると

1.【生産地】

フランス・シャンパーニュ地方

まず、ここで造られないとダメなんだ。

2.【葡萄】

3つの葡萄品種を覚えよう♪

ピノ・ノワール
シャルドネ
ピノ・ムニエ

決められた葡萄だけで造られるんだ。
(上記は主要3品種。他にも認可されてる葡萄があるよ)

3.【製法】

瓶内二次発酵
と言われる製法で、
泡を作って閉じ込めているんだよ。

そして、製法は他にも細かく
決まっている事があって

それを全部クリアしないと
いけないんだ!

「シャンペン」と「シャンパン」は違う?

♪♪♪

『エルニャのワイン入門Radio』に

本日もリスナーから

お便りが届いています。

♪♪♪

  ★★なんぞなもし(入門編)★

「エルニャさん、こんにちは。

この前、ワインが大好きな先輩
ワインを教えてもらっていたら

シャンペンが、、」

と言っていて、話の内容から
シャンパンかな?」と思いましたが

なんだかモヤモヤが残っています。

なんか聞きづらいので、、
エルニャさん、
教えてくださいな。」

……………………………………………….

「これは、、エルニャも経験ありだよ。

『シャンパン』のような気がするけど
なんとなく聞けないんだよね。。

結局のところ同じようだよ。」

「で、ですよね、、??」

↓   まるなげ②(入門編)

……………………………………………….

はい。

呼び名がちょっと違うと
「何が違うのかな?」と思いますよね。

これは、エルニャの言うとおり
同じ意味なんですよ。

フランス語発音:シャンパーニュ

英語発音:シャンペン

では、「シャンパン」は?

実は分らず、日本だけが「シャンパン」
と言っている、とも聞きます。

日本では「シャンパン」という呼び方が
今までは主流でしたが、最近は
シャンパーニュ
と呼ぶ方が増えました。

こちらの方が正式名称となるので
本格的な感じがしますね。

これから

シャンパーニュ

と呼んでみるのもイイですね♪

by.エルル

 つづく(入門編)★