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『エルニャのワイン入門Radio』に
本日もリスナーから
お便りが届いています。
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「エルニャさん、こんにちは。
『飲み頃』のワインって
なんですか??
売っているワインは全て飲み頃だと
思っていたのですが、何だか
そうではない気がします。
教えてください。」
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「ワインの『飲み頃』!
前回、『飲み頃』ワインが
『美味しい』ワインに出会う
大切なキーワードってお伝えしたね♪
(→前回のお便り)
うん、その『飲み頃』だけど
エルニャは『今飲んで美味しい』ワイン
のことだと思っているよ♪
、、あれ?こんな答えでいいのかな?」
、、、。
「ここは、聞いてみましょう♪」
↓
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はい。そうですね。
ワインの『飲み頃』は
『今飲んで美味しい』ワインですね。
では、『今飲んで美味しい』とは
どういうことかと言いますと
「角が取れて丸みを帯びた」状態です。
これは特に赤ワインに大切なことで、
渋味が柔らかくなり、香りもふわりと
上がってくる状態ですね。
●
「今飲んで美味しい」の時期は
ワインの生産地や葡萄によって様々ですが
白ワインの多くは、
「今飲んで美味しい」ものが
大半を占めます。
つまりほぼ、
「飲み頃」のワインばかりです。
逆に赤ワインは
「今飲んで美味しい」ものに
当たることが難しいワインが
多くあります。
特に長期熟成可能なタイプは
出たばかりの新しい年を飲んでも
「飲み頃」ではないので
そのワインの
本当の魅力を知るに至りません。
●
『飲み頃』を見極めるのが難しい代表として
フランス、ボルドーのワイン
が挙げられます。
特に、長期熟成可能タイプは本当に難しく、
10年熟成すると飲み頃か
20年熟成すると飲み頃か
50年熟成するとやっと飲み頃か、、
その年の天候や、評価を見ながら
推測しなければいけません。
なので、20年熟成すると飲み頃になると
思われる赤ワインを、
熟成させずにすぐに飲むと、
前回のエルニャのように
『高い値段の有名ワインを買ったけど
美味しいと思えなかった』
ということが起きてしまいます。
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なので、高いワインでも
『飲み頃』でなければ『美味しい』と
感じるのが難しかったりします。
『飲み頃』かどうか
をワインショップの店員さんに
必ず聞いて、判断してから
買いましょう。
by.エルル